紙に使われている原料

紙が木から作られているということを知っている方は多いと思います。
しかし紙は木からしか作られないのかというと、そうではありません。
木材以外の原料から作られている紙は総称して「非木材紙」と呼ばれています。

非木材紙とは

非木材紙とは、木材以外の植物を原料として作られた紙のことです。
環境に優しい素材でできていたり、独特な風合いや手触りがあるのが特徴です。
ただしインクの渇きが遅いなどデメリットも存在しているため、注意が必要です。

非木材紙の原料

ケナフ

ケナフは成長速度が速く、また植物の中で最も繊維が多く取れる種の一つです。
生長をする際に木よりも多くの二酸化炭素を取り入れるため、地球温暖化の対策に役立ち、更に水中の窒素とリンの吸収効率が高いため水を浄化する際にも役に立ちます。
紙としては少し黄色っぽい暖かみのある色合いをしており、墨の発色がよいという特性があります。

タケ

タケを元にして作られた紙を竹紙(ちくし)といい、竹を1年ほど発酵させた後煮込み、さらに木槌で打って取り出した繊維で作ったもののことを指します。
タケの種類や使う部位によってそれぞれ異なる風合いを持つようになります。
紙としてはにじみがなく発色がきれいに出るため、写真もに印刷することができます。

バガス

バガスとはサトウキビから砂糖を絞り出した後の残りカスのことを指します。
一部はボイラーでの燃料となり、砂糖を作成する際の動力エネルギーとなりますが、残りは廃棄されていました。
この残りのバガスの使い道として考えられたのが紙としての利用でした。
紙としての特徴はベタ塗り、文字どちらの印刷にも適性を持っており、少しざらざらとした感触があるという特徴があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA